■じんけんSCHOLAについて

2010年、人権をめぐる状況が悪化しつつあることへの危機感から、私たちはじんけんSCHOLAを立ち上げました。それは、直接的には、大阪のみならず国内政治全体の変化に対応しようとしたものでしたが、今その悪しき傾向はアメリカやヨーロッパへも広がり、各地で深刻な対立を生んでいます。

しかし、こうした危機的状況は、人権の確立が世界的に大きく進んだ第2次世界大戦直後にあってさえ想定されたことでした。「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(第97条)であり「国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」(第12条)と。「日本国憲法」が70年以上も前に日本国民の前でこううたったのは、今この時のためであるとさえ思われます。

私たちじんけんSCHOLAは当時、その「努力」を、「人権を学問する」ことによって成し遂げようと立ち上がりました。一見して遠回りに見える方法ですが、実はこれこそが物事の基礎であり、地盤を固めて最短距離を生み出すことのできる早道であると確信して10年という歳月となりました。

私たちは、人権を確立し不動にするこの軸を求め、今年も「学」を志しつづけます。

人権についてより深く、広く学びたい人であればどなたでも、どの講座からでも参加できます。大阪駅前を「人権知」のため、熱と光をいだく人びとの集まる「発信の地」にしようではありませんか!

1 人権を「学」として把握し、幅広い視野を養う

「じんけんSCHOLA(すこら)」は、短期、直接、利害的な視点を離れ、長期的、客観的、全体的、理論的な「人権知」の把握を目指します。これまで、各自がさまざまな場で獲得した認識を、もう一歩、学問的に深める道筋を見いだそうとするものです。

2 実践・実証を大切にし、対話を重視する

人権問題は、学問対象となって比較的日が浅く、まだ検証しなければならない面が多くあります。したがって各講座では、現場からの実践・実証をもとにした発言を歓迎し、対話の形式をとり入れます。「市民」を冠した理由はそこにあります。

3 人権問題に関する最先端の研究成果を共有する

「院」と銘打った意味は、最先端の知識を得ることができることにあります。厳選された講師陣と共に学び、人権に関する各分野の最新成果を学ぶことができます。人権問題の研究・教育に力を入れてきた関西の諸大学などの実績と成果が披露されます。

*SCHOLA(すこら)とは、ラテン語で「学校」の意味です。

 

主催:

・市民のための人権大学院運営協議会

後援:

・関西大学人権問題研究室

・国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議

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2019年8月~12月<第10期> JR大阪駅前で開講!今年はC講座はリバティおおさかでします。