
①9/3(土)、②9/10(土)、③9/17(土) 13:00~15:00
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「人権」とはそもそもどういうことでしょうか?「人権」を掲げなければ差別とたたかえないのでしょうか?また「人権」を掲げさえすれば、どんな差別ともたたかえるのでしょうか?「人権」が「人の権利」だとしたら、「権利」とはいったいなんでしょうか?「人」とは誰のことでしょうか?
わたしたちが当たり前のように使っている「人権」について、哲学・思想史の視点から、あらためて考えてみます。
第1回:お互いの人権を侵害しないという約束~社会契約
人権思想(人権論)は、人が生まれながらにしてもっている人権を侵害しないよう、人々がお互いに約束しあう「社会契約」の説との組み合せで生まれました。このことの意義を考えます。
第2回:国とはなにか~憲法の役割
国とは、人々がお互いの人権を侵害しないことを保証するために作るものです。国によって人権が作られるわけではありません。そして、国が行う立法や政策の基準として、人々が定めるのが憲法です。このような、人権論における憲法の意義を考えます。
第3回:人権論の限界
人権論は万能ではありません。たとえば、人権をもつ「人」とは誰のことなのでしょうか。

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