8月27日(土) 13:30~16:30

大阪公立大学文化交流センター(駅前第2ビル6階)ホールとZoomの併用開催です。

文化交流センターはここをクリック

2022年2月24日,ロシアはウクライナへの軍事侵攻を開始しました.以降,膨大な情報がマスメディアに飛び交っています.しかしながらそれはNATO・米国そしてウクライナが発するものにほぼ限定されています.ロシアの発信する情報は「偽情報」として扱われ,まともに取り上げられることがまずありません.ロシアの侵攻自体はいわば刑事事件における現行犯であり,それが有罪か無罪かなどという事が議論になり得るものではありません.しかしながら,紛争当事者の片方が完全に正確な情報のみを発し,もう片方が完全に虚偽のみを並び立てる.そのようなことが果たして有り得るのでしょうか.双方が何を主張しているのかを並立して勘案し,その上でロシアを非難すべきであると考える論拠があれば非難する,またウクライナを支援するべきだと考える論拠があるのであれば支援する.そういう姿勢が必要です.なぜそのような事実が発生したのか,それにはどのような経緯があるのか,そういう考察無しに戦争当事者の一方を絶対的正義と位置づける事が出来るものでしょうか.そもそも絶対的正義などというものがあるのでしょうか.自身を絶対的正義と位置づける,その姿勢こそが戦争に導くと思えてなりません. 本講座では,マスメディアであまり見られない「対抗言説」を検討しつつ,ウクライナ侵攻の背景に迫りたいと思います.