市民のための人権大学院 じんけんSCHOLA(すこら)

2019年8月~12月<第10期> JR大阪駅前で開講!今年はC講座はリバティおおさかでします。

■JR大阪駅前で『人権知』を学ぶ

by j-schola on

■お詫び(2019年6月)

先日発送した2019年第10期の人権スコラの紹介パンフレットの4ページにあるリバティおおさか案内地図の標題が「リバティおおさか(大阪駅前第2ビル6階)」となっていました。もちろん「大阪駅前第2ビル6階」は間違いです。お詫びを申し上げるとともに、C講座(上杉 聰)の部落史講座を受講する際はくれぐれもお間違えのないよう、よろしくお願いします。

■じんけんSCHOLAについて

2010年、人権をめぐる状況が悪化しつつあることへの危機感から、私たちはじんけんSCHOLAを立ち上げました。それは、直接的には、大阪のみならず国内政治全体の変化に対応しようとしたものでしたが、今その悪しき傾向はアメリカやヨーロッパへも広がり、各地で深刻な対立を生んでいます。

しかし、こうした危機的状況は、人権の確立が世界的に大きく進んだ第2次世界大戦直後にあってさえ想定されたことでした。「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(第97条)であり「国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」(第12条)と。「日本国憲法」が70年以上も前に日本国民の前でこううたったのは、今この時のためであるとさえ思われます。

私たちじんけんSCHOLAは当時、その「努力」を、「人権を学問する」ことによって成し遂げようと立ち上がりました。一見して遠回りに見える方法ですが、実はこれこそが物事の基礎であり、地盤を固めて最短距離を生み出すことのできる早道であると確信して10年という歳月となりました。

私たちは、人権を確立し不動にするこの軸を求め、今年も「学」を志しつづけます。

人権についてより深く、広く学びたい人であればどなたでも、どの講座からでも参加できます。大阪駅前を「人権知」のため、熱と光をいだく人びとの集まる「発信の地」にしようではありませんか!

1 人権を「学」として把握し、幅広い視野を養う

「じんけんSCHOLA(すこら)」は、短期、直接、利害的な視点を離れ、長期的、客観的、全体的、理論的な「人権知」の把握を目指します。これまで、各自がさまざまな場で獲得した認識を、もう一歩、学問的に深める道筋を見いだそうとするものです。

2 実践・実証を大切にし、対話を重視する

人権問題は、学問対象となって比較的日が浅く、まだ検証しなければならない面が多くあります。したがって各講座では、現場からの実践・実証をもとにした発言を歓迎し、対話の形式をとり入れます。「市民」を冠した理由はそこにあります。

3 人権問題に関する最先端の研究成果を共有する

「院」と銘打った意味は、最先端の知識を得ることができることにあります。厳選された講師陣と共に学び、人権に関する各分野の最新成果を学ぶことができます。人権問題の研究・教育に力を入れてきた関西の諸大学などの実績と成果が披露されます。

*SCHOLA(すこら)とは、ラテン語で「学校」の意味です。

主催:

・市民のための人権大学院運営協議会

後援:

・関西大学人権問題研究室

・国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議

*DVD「シリーズ映像で見る人権の歴史」 好評発売中!

*2017年度のシンポジウムの様子が朝日ファミリーDigitalで報道されました。
http://www.asahi-family.com/education/9113

障害者の人権の写真

** 2019年度<第10期>のプログラム **


「市民のための人権大学院・じんけんSCHOLA」は今年で10年目となります。
関西における人権問題研究者が中心となり、諸団体・機関のご協力をうけて発足した「じんけんSCHOLA」は、とくに当初、行政の変化を受けて後退しがちだった人権をテーマとした教育・啓発を後押しする新たな拠点となり、受講者は毎年増えつづけ、事態を打開する一つの重要な要因となることができました。
一昨年からは、障害者差別やヘイトスピーチ、部落差別などを解消するための法律や条令ができはじめ、人権問題全体に新たな可能性が見え始めてきました。さらに今年は、朝鮮半島をめぐる情勢が大きく変わる可能性が残されています。
「戦争は最大の人権侵害」です。この間の戦争への危機感が生んできたものは、様々な目に見えにくい人権侵害でした。今年は、それが好転する歴史的な年となることに期待を込めたいと思います。
そうした情勢を反映して、今年の講座は、後退しがちだった諸課題を前向きに変えていこうとする意欲あふれるものなりました。シンポジウムやフィールドワークも積極的に企画しています。皆さまのご聴講と、いっそうのご協力・ご支援をお願いする次第です。

A1シンポジウム アジアの歴史認識対立を双方向から超える

◎8月24日(土)13:30-17:00
メイン報告:木村 幹(神戸大学)

コメント:朴 一(大阪市立大学)
司  会:上杉 聰(じんけんSCHOLA 共同代表)

*詳細はこちら

B1、B2フィールドワーク(奈良・大阪)

B1 光と影のフィールドワーク 奈良 ◎10月20日()  
B2 光と影のフィールドワーク 大阪 ◎11月23日(土) 

*詳細はこちら
*フィールドワークに参加される方は、事前に「人権フィールドワーク原論」をお読みください。

C1~C10.思索し、ともにひらく新しい部落史

前期/中近世(全5回)◎9/7(土)、◎14(土)、◎21(土)、◎28(土)、◎10/5(土)

後期/近現代(全5回)◎10/12(土)、◎19(土)、◎11/2(土)、◎9(土)、◎16(土)

時間 13:30 ~ 16:30

場所 リバティおおさか

C講座だけ場所が違うのでご注意ください。場所はここをクリック

上杉 聰(じんけんSCHOLA共同代表)
*詳細はこちら

D1~D3.「人権とは?」

D1「 人権と『道徳』~日本国公認学校道徳教育と人権教育」

◎8 月31日(土)10:00~12:00

D2「 お互いの人権を侵害しないという約束~社会契約」

◎9 月21日(土)13:00~15:00

D3「 国とはなにか~憲法がもつ意義」

◎9 月28日(土)13:00~15:00

土屋貴志(大阪市立大学)
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E1.人権の視点で行う「道徳」とは? ~学校現場での実践から考える~

◎8 月31 日(土)13:00 ~ 15:00 
小・中学校の実践報告

コメンテーター/冨田 稔(天理大学)
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F1.部落史学習の新しい展開 ~「部落問題学習」の継続的実践のために~

◎8 月31 日(土)15:30 ~ 17:30
小・中学校での実践報告

*進行:木村 直人(じんけんSCHOLAスタッフ)
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G1~G3.はじめてみよう!これからの部落問題学習

G1 なぜ若者は部落に対してマイナスイメージをもってしまうのか

                 ◎ 10 月 5 日(土)13:00 ~ 15:00

G2 自分の言葉で部落問題を語るために ~「差別語」問題を整理する

                                                                ◎10 月12 日(土)13:00 ~ 15:00

G3 部落はどのように変化したのか ~部落の現在(いま)を考える

                                                               ◎10 月26 日(土)13:00 ~ 15:00

G4 部落に対する誤解や偏見を批判する力を獲得する教育とは

                                                               ◎11 月 9 日(土)13:00 ~ 15:00

石元清英(関西大学)
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H1~H3.「同対法体制」以後における大阪の「同和」地区の変貌について考える

 島和博(大阪市立大学)

H1.10 月26 日(土)   15:30 ~ 17:30 

H2.12 月7 日(土)        15:30 ~ 17:30 

H3.12 月21 日(土)            13:00 ~ 15:00

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I1.飛田学事始め-歴史から考える 

◎11 月16 日(土)15:30 ~ 17:30 
宮前千雅子(関西大学)
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J1.日韓の歴史認識を超えるための基礎理解

10 月5 日(土)15:30 ~ 17:30  木村 幹(神戸大学) 
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K1、K2 インターネットと排外主義、レイシズム

辻 大介(大阪大学)   *詳細はこちら 

1 ネット上でなぜヘイトとフェイクが力をもつのか

◎9 月21 日(土)15:30 ~ 17:30

2 ネットに対する規制と表現の自由をどう考えるか

◎9 月28 日(土)15:30 ~ 17:30

L1、L2 日本の人種主義、排外主義を乗り越えるために

文 公 輝< ムン・ゴンフィ>(多民族共生人権教育センター) *詳細はこちら 

L1 日本の人種差別実態を考える

                                                                 ◎11 月 2 日(土)15:30 ~ 17:30

L2 人種差別を禁止/被害者を救済する法制度を考える

                                                                 ◎11 月 9 日(土)15:30 ~ 17:30

M1~M3.障害者問題 「出生前診断の問題」から視野を広げ、共生のつながりをつくる!

堀 智晴(インクルーシブ<共生>教育研究所)

M1  シンポジウム『出生前診断について考える』

                                                                ◎10 月19 日(土)13:00 ~ 16:30 

M2 障害者問題の原点をさぐる ~「障害者権利条約」を読み解く

                                                                ◎11 月 2 日(土)13:00 ~ 15:00

M3 出生前診断と教育        11 月16 日(土)13:00 ~ 15:00

*詳細はこちら

N1、N2.「LGBT 教育」をどう進めていくか

N1.  性教育の意義と課題 ~同性愛について考える

                                                                 ◎12 月 7 日(土)13:00 ~ 15:00 

N2. 性の多様性教育 ~トランスジェンダー、インターセックスについて考える

                                                                ◎12 月14 日(土)13:00 ~ 15:00

石元清英(関西大学)

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O1~O3.原発と人権

O1. 8 年目の福島第一原発事故~「復興五輪」で見逃されていること~

                                                                        ◎10月12日(土)15:30-17:30

O2. メディアによる原発報道の課題~原子力政策の問題点は周知されているのか~

◎12月14日(土)15:30-17:30

O3. 特撮映画から読み解く原子力~平和憲法と反核の決意~

◎12月21日(土)15:30-17:30
伊藤宏(和歌山信愛女子短期大学)
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*開講スケジュールはこちらをごらんください。

講座風景

受講会費:1回1,500円。 *かならず事前にお振り込みください。
・学生・院生は500円、高校生以下は無料。
・福島原発事故による避難者は無料です。
・F講座は受講会費は無料ですが、資料代が500円です
・フィールドワークは2,500円(学生・院生1,000円) *指定講座の受講が必須!

会場は、JR大阪駅前の大阪市立大学 文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)

C講座はリバティおおさかでします

受講申込は、ファックスまたはメールでお願いします。
・ファックス 06-7878-6064
・メール jinken.schola@gmail.com