じんけんSCHOLAは
「人権知」を
広く力強く訴えます!
お知らせ
・(new!) お待たせいたしました!2025年度版「じんけんSCHOLA」(第16期)のホームページ・リニューアルが完成しました。「学ぶことは楽しい」という体験を、このホームページをのぞくことから始めてください。
なお、講座やフィールドワークの詳細は、「講座一覧」のコーナーから見ることが出来ますが、講座名やフィールドワーク名が<青色>になっていますので、そこをクリックしていただくと、さらに詳しい情報や、より分かりやすい地図、タイムスケジュールなどの書かれた画面などへ、簡単に移動することができます。(2025年6月17日)
・問い合わせ先変更のお知らせを致します。
これまでは、じんけんスコラの問合せ先を「jinken.schola@gmail.com」とチラシで案内していましたが、今後は、じんけんスコラホームページの「お問合せフォーム」をご利用ください。なお、メールアドレスは、「jinken.schola.osaka@gmail.com」です。(2024年12月25日)
・講師派遣のページを新しく公開しています。(2024年11月18日より)
講座一覧
2025年度の講座一覧です。各講座名(青色)をクリックすると、詳細のページに行きます。
開催日時 | 2025年8月23日(土)15:30~17:30 | ||
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講師名 | 内田樹(神戸女学院大学名誉教授) 〈コメント〉 朴 一(じんけんSCHOLA共同代表、大阪公立大学 名誉教授、摂南大学国際学部客員教授) 上杉聰(じんけんSCHOLA共同代表 元大阪市立大学特任教授) | ||
開催場所 | 大阪公立大学文化交流センター(ホール)(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | トランプの登場はアメリカがグローバル・リーダーシップを放棄したことを意味している。 この後のアメリカは自国の利益を最大化することだけをめざす道義性のない国になろう。このあと、激しいバックラッシュがあって、アメリカが再び自由と平等をめざす民主国家に復する可能性はある。このあと193の国民国家はいくつかのグループに分断され、「帝国の再編」に向かって予測される。新たな帝国とは、新中華帝国、新ロシア帝国、新ムガール帝国(インド)、新オスマン帝国(トルコ)、新神聖ローマ帝国(EU)、そして一歩のアメリカ帝国の6つの政治単位である。とりあえずは複数の帝国が併存する世界でどうやって生き延びるか、その手立てを考え始めなければいけないと思う。 誰も私たちに先に進んで「日本の生きる道」を教えられない。 |
B 性の多様性から考える ―問題の所在はどこか?―(全3回)
開催日時 | ①2025年9月13日(土)13:00~15:00 ②2025年10月4日(土)13:00~15:00 ③2025年10月19日(日)13:00~15:00 | ||
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講師名 | 土肥いつき(京都府立高校教員/トランスジェンダー生徒交流会世話人/関西大学人権問題研究室非常勤研究員) | ||
開催場所 | ①とよなかすてっぷ視聴覚室(会場アクセス)/Zoom ②とよなかすてっぷ視聴覚室(会場アクセス)/Zoom ③デクラレーションビル(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | ①セクシュアリティの基礎知識とLGBTの困難(1) 性は単純に男女に二分することができず、さまざまな性のあり方があることは近年知られるようになってきました。この回では、そうした性のあり方を概観するとともに、非典型的なセクシュアリティを持つ人の困難についてとりあげます。 ② LGBTの困難(2)——トランスジェンダー生徒を事例に 近年、トランスジェンダーの生徒の存在が顕在化がしつつあり、学校でもさまざまなとりくみがされるようになってきました。この回では、トランスジェンダー生徒が抱える困難についてとりあげます。 ③ 「性の多様性教育」をすすめるために 「性の多様性についての学習をしたい」という声が、近年多く聴かれるようになってきました。しかしながら、なにをどうすればいいのか、まだまだ試行錯誤の段階にあるのが現状かと思います。この回では、性の多様性教育を進めるために必要なことについてともに考えていきたいと思います。 |
開催日時 | 2025年9月13日(土)15:30~17:30 | ||
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講師名 | 神原文子(社会学者) | ||
開催場所 | とよなかすてっぷ視聴覚室(会場アクセス)/Zoom | ||
講座概要 | 部落差別解消への展望―市民意識調査の分析結果からー 20年近く、複数の自治体における人権意識調査のデータ分析をさせていただくなかで、部落差別意識を形成するメカニズムが見えてきました。得られた知見を紹介し、知見をふまえて、今後の人権施策の課題について提案させていただきます。 |
D アイヌ史を知る ―先住民族アイヌの記憶と和人による忘却―(全3回)
開催日時 | ①2025年9月20日(土)13:00~15:00 ②2025年10月11日(土)13:00~15:00 ③2025年11月1日(土)13:00~15:00 | ||
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講師名 | 出原昌志(アイヌ・ラマット実行委員会共同代表) | ||
開催場所 | 大阪公立大文化交流センター(セミナー室小)(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | 2019年に制定されたアイヌ施策推進法でアイヌ民族は「先住民族」と明記され、教科書にもアイヌ記述が増加しました。副読本として『アイヌ民族:歴史と現在』(3冊発行・アイヌ民族文化財団)も発行されており、教育現場や市民に積極的にアイヌ史の正しい理解を広げることが課題となっています。しかし、一方でアイヌ民族の存在と歴史を否定する「滅びゆく民族」観(人種主義・優生思想)が温存されており、アイヌへイトの蔓延や歴史の忘却、無関心が現状です。 講座では、アイヌ民族・和人の関係史を軸に①豊かで自由な交易の民アイヌと和人社会②1869年の開拓使設置による国境内植民地化、③戦後の単一民族国家観強化の中で、の3つの時期に分けて学び、現在のアイヌ民族の孤立と闘い、和人の責務について考えたいと思います。資料として上記3冊の副読本を教室にて無償配布致します。講座にもご持参ください。(事前に、またはご自宅で必要な方は、SCHOLAの上杉研究室まで切手430円をお送りください<556-0026大阪市浪速区浪速西2-3-2-608上杉研究室>。お届けします。) |
E 力道山生誕100年 ー「昭和のヒーロー:力道山」という生き方を解剖するー
開催日時 | 2025年9月20日(土) 15:30~17:30 | ||
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講師名 | 朴 一(じんけんSCHOLA共同代表、大阪公立大学名誉教授、摂南大学国際学部客員教授) | ||
開催場所 | 大阪公立大文化交流センター(セミナー室小)(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | 戦後、大相撲やプロレスの世界で「自らの朝鮮人としてのルーツを否定し、日本のヒーローを演じ続けてきた」力道山の民族否定的な人間像については、ずいぶん前から多くの研究者によって疑問の声が上げられてきた。力道山が日本の植民地期に朝鮮の咸鏡南道から日本に渡ってきた朝鮮人であったという彼の出自が大相撲時代に「長崎出身」に書き換えられ、その後も力道山が主演した映画「力道山物語:怒涛の男」(日活:1956年)でも、彼の生まれが「長崎県大村市」になっていたことから、大相撲の世界で出世を願っていた力道山やその関係者が彼の出自にかなり神経質になっていたことは間違いない。力道山がプロレスラーとして成功をおさめた後、彼の自宅に招かれたプロ野球の張本勲が、「兄貴(力道山)もそろそろカミングアウトしたらどうか」と進言したら、力道山に殴られたというエピソードからも、自らのルーツを隠さねばならないという力道山の葛藤が伝わってくる。 一方で、力道山が日本で多くの在日韓国人と親交を持ち続けていたことや、1963年、韓国政府の招待でお忍びの母国訪問をおこなったとき、「20年ぶりに母国を訪問できて、感無量です」と挨拶したこと、また軍事境界線上の板門店を訪問したとき、北朝鮮に向かって「オモニ~(お母さん)、ヒョンニム~(兄貴)」と韓国語で叫んだという関係者(力道山の付き人、吉村義男)の証言は、力道山が最後まで母国や北の家族へ深い思いを持っていたことを物語っている。とはいえ、力道山の祖国愛を強調するあまり、彼が「金日成の熱狂的な信奉者であり、北朝鮮の支持者であった」という北朝鮮側の報道について、その信ぴょう性を疑う研究も少なくない。今後の力道山に関する実証的研究が望まれる。今回の報告では、その一部を公開する。 |
F 講座はありません。 フィールドワークFWとの混同を避けるためです
開催日時 | 2025年10月4日(土)15:30~17:30 | ||
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講師名 | 神原文子(社会学者) | ||
開催場所 | とよなかすてっぷ視聴覚室(会場アクセス)/Zoom | ||
講座概要 | 子どもの人権を尊重するってどうすることなの? 2022年に成立した「子ども基本法」において理念として掲げられている「すべての子どもが大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されない」ことを実現するために、私たち大人は、どうしたらよいのでしょうか?そもそも、「子どもの人権を尊重する」とはどういうことなのかという基本の“基”から考えましょう。 |
開催日時 | 2025年10月5日(日)13:00~15:00 | ||
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講師名 | 辻大介(大阪大学) | ||
開催場所 | デクラレーションビル(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | マイノリティや社会的弱者に対する今日の差別意識は、単に相手を自分たちより劣った存在とみなすだけのものではない。「差別はもはや解消されているのに、殊更に差別を言い立てることで、不当に有利な立場を得ている」と考えるような偏見が広がりつつある。これを「現代的レイシズム/セクシズム」等と言う。講師がこれまでに行った調査の結果からは、ネット利用がそれを助長していることが確認された。この回の講座では、それらの研究成果をわかりやすく紹介するとともに、現代的差別意識の拡散に抗するにはどうすればよいか、受講生とともに考えたい。 |
I 講座はありません。 数字の「1」との混同を避けるためです
開催日時 | ①2025年10月5日(日)15:30~17:30 ②2025年10月19日(日)15:30~17:30 | ||
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講師名 | 上杉聰(じんけんSCHOLA共同代表、元大阪市立大学特任教授) | ||
開催場所 | デクラレーションビル(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | 10月5日 部落史における江戸期の意味を検証する~「思索する部落史」通算第2回 かつて小中高の教科書に書かれていた「士農工商えた非人」の身分図式や「部落が作られたのは江戸時代」という史観は、厳密な歴史研究に基礎をもたない佐野学や高橋貞樹といった政党関係の研究者が打ち出したものでした。その「説」を打ち壊したのは、1970~80年前後の、部落解放運動の発展による強い刺激と、膨大な資料発掘の成果を背景とした「新しい部落史研究のうねり」でした。それらが、戦後初期に政党によって社会へ流し込まれた不十分な史観を、本格的に打ち壊したのです。 この時期の研究上の大きな成果と実態を、本講義では、改めて近年発掘された豊かな絵地図などを使いながら、厳密かつ分かりやすく検証します。これは『思索する部落史』近世編の講義となります。またその射程は、江戸時代の部落史おける「差別の義務化」という人権上の深刻な事態の検証と、1871年の賤民廃止令の限界を分析することに及びます。 10月19日 重要箇所に悪質な手が加えられた日本国憲法草案について~「思索する部落史」通算第3回 日本国憲法を改正(実は改悪)しようとする必要性を訴えるため、よく政治的に持ち出されるのが「押し付け憲法論」です。憲法の改悪を阻止するためにも本講義では、まずこの「押しつけ論」の誤りを取り除きます。憲法を悪化させた最大の働きかけは、むしろ日本側の「協力」によってもたらされたものだったからです。 つまり、現在の日本国憲法は日米合作であり、本来はもっと良いものとなるべく進んでいたものでした。にもかかわらず日本側の手によって、肝心の憲法草案が改悪されてしまいます(つまり憲法案が成立する前に改悪されたのです)。そこには、日本側の右翼的な岩盤が横たわっています。この講義では、そうした憲法の制定過程を改めて正確に吟味し、今後の憲法改悪を阻止し、本当の意味での憲法改正を進めるため、事実の正確な把握を行いたいと思います。 この講座は、刊行を予定している『思索する部落史』の現代編にあたります。 |
開催日時 | ①2025年10月11日(土)15:30~17:30 ②2025年11月1日(土)15:30~17:30 | ||
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講師名 | 堀智晴(インクルーシブ教育研究所の代表) | ||
開催場所 | 大阪公立大文化交流センター(セミナー室小)(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | 2022年の秋に国連障害者権利委員会から、日本政府に勧告がなされました。その一つは、「日本の学校教育は、分離別学が一層進行しているので、一刻も早く本来のインクルーシブ教育への転換をすること」と指摘されました。そのためには、今の学校の普通学級での授業を根本的に変える必要があります。何から取り組むのか? 現場での実践に学びながら考えてみたい。 1.今の学校教育の問題点を整理する。 2.どのような変革が必要なのか? この変革のための具体的な取り組みを考える。 3.具体的な新しい授業を提案する。 4.継続的な、改革を考える。 この4つの点について、意見交換をしたいと思います。 |
開催日時 | ①2025年11月15日(土)13:00~15:00 ②2025年11月29日(土)13:00~15:00 | ||
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講師名 | 文公輝(多民族共生人権教育センター) | ||
開催場所 | Zoom | ||
講座概要 | 2016年に施行されたヘイトスピーチ解消法は、日本で初めての人種差別を撤廃するための法律です。第1回目の講座では、法律が施行されるに至るまでの経緯と、施行後の成果と課題について、そしてヘイトクライムが連鎖している状況について 詳しく紹介します。また、ヘイトスピーチとは数多い人種差別行為のひとつであり、問題は他にも存在します。 第2回目の講座では、入居、就職差別等、時として生存権すら脅かす人種差別が横行する日本の現状を紹介し、人種差別を克服するための法制度、啓発のあり方について紹介します。更には、ヘイトスピーチをはじめとした日本の人種差別に通底する、植民地主義を背景とした排外主義を克服するための方策についても考えます。 |
開催日時 | ①2025年11月5日(土)15:30~17:30 ②2025年11月29日(土)15:30~17:30 ③2025年12月6日(土)15:30~17:30 | ||
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講師名 | 伊藤宏(和歌山信愛短期大学) | ||
開催場所 | Zoom | ||
講座概要 | ① 原爆投下80年を迎えた世界~2025年8月の広島・長崎~ 今年は広島・長崎に原爆が投下され、核により多くの人命が奪われてから80年の節目の年となります。8月に広島と長崎で開催される原水爆禁止2025年世界大会を中心に、被爆80年の現地の今を報告します。それとともに、核兵器使用の敷居がどんどん下がる世界情勢、未だに被爆に苦しむ世界各国の被爆者の実情について考えます。 ② 14年目を迎えた福島第一原発事故~終わりの見えない核廃棄物処理~ 発生から14年が経過した福島第一原発事故の現状を報告します。復興の進められ方、未だに避難を続ける人々の現状に加え、膨大な量の放射性廃棄物の処理問題について考えます。また「史上最悪のゴミ」とされる高レベル放射性廃棄物の処理・処分について、各国の状況とともに日本の実態と向き合って意見交換をしたいと思います。 ③ 怪獣ゴジラと原子力防災~私たちは巨大災害から逃げ切れるのか~ 次々と再稼働され、明らかに事故以前の原発回帰が進む状況において、私たちがいかに危険に晒されているかを報告します。特に、万が一事故が起きた場合に避難が可能なのかどうか、原発をゴジラに例えつつ考えていきます。また、再稼働をめぐる訴訟や老朽原発の稼働問題を織り交ぜて、日本の原子力防災の現状について議論します。 |
開催日時 | 2026年2月14日(土)13:00~15:00 | ||
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講師名 | 関口寛(同志社大学教授) | ||
開催場所 | 大阪公立大文化交流センター(セミナー室小)(会場アクセス) / Zoom | ||
講座概要 | ①講座のテーマ 日本近代の差別と全国水平社の創立 ②講座概要 1922年に全国水平社が創立されてから100年が経過しました。この間、各地で記念行事が企画され、その意義を再確認するとともにあらためて人間の尊厳を問う動きが広まりました。本講座では、日本の近代化過程に被差別部落に注がれた眼差しと、全水を創立した人びとが展開した差別への抵抗に関する近年の研究成果を紹介します。これを通じて「日本近代」を再考する機会にしたいと思います。 |
FWア 船でめぐる大阪渡辺村の歴史Ⅱ ~牢獄・道頓堀・葭島刑場跡をスタディ・クルーズ
開催日時 | 2025年9月21日(日)10:00~16:00 | ||
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講師名 | 上杉聰(じんけんSCHOLA共同代表) 浅居明彦(浪速歴史展示室々長) 竹中克治(刑場研共同代表) | ||
開催場所 | 集合:β本町橋(大阪メトロ「堺筋本町駅」①出口から徒歩6分、「谷町四丁目駅」④出口から徒歩8分) | ||
講座概要 | 第2回目となる今年のフィールドワーク「船でめぐる大阪渡辺村の歴史Ⅱ」の終着点は、かつて大阪渡辺村が関わった千日前・葭島(よしじま)の刑場なのですが、今回は出発点を大阪城としたことで、その政治の中心地から、治安管理の中心となった東・西町奉行所や牢獄を眺めながら船で南下し、江戸時代の天下の台所/大阪の骨格、内臓とも呼ぶべき町屋群のただ中を船でめぐることができます。 大阪の町の全貌を、新しく船から見ることで、かつての大阪の構造がどうなっていたか、その実像を堀川(ほりかわ)を通して立体的に理解することができます。そして、部落の位置の核心も、まったく新しい姿で浮かび上がらせることができます。今回の画期的な新大阪案内を、どうかみなさん、楽しみつつ味わってください。 |
開催日時 | 2025年11月8日(土)13:00~ | ||
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講師名 | 金秀煥(ウトロ平和記念館副館長) | ||
開催場所 | 集合:12:30、近鉄伊勢田駅改札 | ||
講座概要 | 1940年、京都飛行場の建設に多くの朝鮮人労働者が集められました。多くは、その(現自衛隊大久保基地)北側のウトロに居住します。戦後、帰国できなかった人びとは、ウトロを第二の故郷として互いに助け合いながら暮らしました。ところが、1970年代以降でも上下水道などの生活インフラがないなど、ウトロは劣悪な環境でした。そういう事実を知った日本の市民たちが「深刻な人権問題」としてウトロの人びとと協働します。その後の土地問題、偏見と差別による犯罪など、さまざまな困難を乗り越え、現在ともに人権を考えていく街となっています。ウトロ平和祈念館副館長の金秀煥(キムスファン)さんの案内で見てまわれる今回は、展示の背景までくわしく知るチャンスです。 |
開催日時 | 2025年11月22日(土)13:30~16:30 | ||
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講師名 | 地域の方々 | ||
開催場所 | 集合:和泉市立人権文化センター(JR信太山駅を東南へ約200m) | ||
講座概要 | 和泉の国の聖(ひじり)の森に歴史は三度(みたび)移れども〜 室町末期の聖神社に仕えていた人々が人口増のためにどうけ原に移り、江戸期には村政権を持つ独立村として現在の地域へ。この間の用水路確保の苦労や竹皮値下げ闘争、明治以降の独立村死守のたたかいや、南王子水平社結成などの歴史を学びます。 また伝統工芸であるガラス細工の工場や、信太山盆踊り保存会子ども部の練習風景を見学し、地域の文化や人々とともにハッピーな時間を過ごすウォークです。 |